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2.水道遠隔検針データの例

(2009年、滋賀県甲賀市水道部様のご協力を得て実施しました。)

電話回線を介して、1時間毎に通信を行い(端末から発信)、毎時の使用水量を0.1リットル単位の精度で得ました。
特長的な使用水量を示す、A、B、C宅の1週間のデータをグラフで示しています。

A様宅は、規則的な生活振りが見て取れます。
例えば朝の数時間に亘って水道が利用されない(水量が0リットルの)場合、異常の恐れがあるとコンピュータが判定し、安否確認のアラームを出すことが出来ます。
B様宅は、深夜早朝の水利用が見立つ、若い人のいる世帯です。
深夜の入浴・朝シャンプーをしていると推定され、渇水時等には節水啓蒙に役立てることが出来ます。
C様宅は、宅内で漏水していることが判明したケースを示しています。
深夜、昼間の水道が利用されない時間帯にも水量が0.0リットルの時間が続かず、絶えず水が流れています。
漏水は無駄であると共に水道管の破裂事故に繋がります。
事前に修理すれば有効な予防保全となり、住民世帯には不便を掛けず、水道部門にとっては緊急出動等の負担を減らすことが出来ます。

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